【評価結果をスマートに解釈】セラピスト必見!4つのポイントを押さえて臨床を楽しもう!

今回は評価結果の解釈について書いていきたいと思います。
評価はできた!結果もわかった!問題点も抽出できた!
でも…リハビリ何からやったらいいかわからない…
可動域練習したらいいの?筋力練習したらいいの?動作練習したらいいの?
【 結論 】
全部やらなくちゃいけません!
今日からの臨床を楽しむきっかけになれたら最高です!
目次
【 スマートに解釈 】客観的データは素直に記載
客観的数値は、そのまま記載しましょう。
例)ROM)膝関節 0−130° / 0−150°
MMT)Quad 4- / 4
Sensory)intact / intact
Motor) intact / intact
DTR)膝蓋腱 + / +
さてこの人に対してどんな理学療法を展開しますか?
【 スマートに解釈 】関節・筋肉・神経・心理社会因子の割合
まずは、
・関節
・筋肉
・神経
・心理社会因子
の4つに分ける事をオススメします。
客観的データと主観的データを用いて、どの割合が大きいかを解釈していく事が大切です。
どうやって決めるの?
例)
Aさんは、関節50%、筋肉40%、神経7%、心理社会因子3%
Bさんは、関節20%、筋肉60%、神経15%、心理社会因子5%
先ほどの 例)に出たような客観的数値であっても、主観的なデータが入る事によってAさんとBさんのような結果になる事があるのです。
同じ結果なのに、治療効果に違いが出るのはこの主観的データと客観的データの融合がうまくいってない事が考えれます。
何をしたらいいの?
Aさんの場合は、関節機能の改善と筋力の改善を同時に行う方が効果が認められると考えられます。
Bさんの場合は、筋力の改善を第一選択として行う方が効果が見られる可能性が高いです。
ここで必要なのが、経験になります。
ここでいう経験というのは、年数のことではありません。
どれだけ Try & error したかです。
主観的データと客観的データを融合して、プログラムを立案する。
時には求めたいた結果が得られないこともあるでしょう。
その時は、声がけが必要です。
例)
「今日終わった後に痛みが出たら教えてください」
「今回は、筋力の改善を目的に行ったので、変わらなかった場合は教えてください。次回違う方法を試しますので」
などです。
決して予防線をはっているのではなく、治療判定を行うためのコメントです。
ただこれを続けていると、自ずと最良の方法がわかってくると感じます。
さいごに
如何でしたか?治療効果が出ていないのは、決して皆さんの技術が足りないわけではなく、解釈が間違っている可能性があるという事を理解していただけたでしょうか?
評価結果が間違えている可能性もありますが、まずは自分の評価結果を信じましょう。
そこから、結果の解釈を少し変えてみて、理学療法・施術をやってみましょう。
違う結果が得られると思います。
超一流と言われているセラピストも、私も評価結果はそれほど変わらないと思います。
解釈の違いと触り方。
この2点が理が宇野だと思います。
Try & error を繰り返し一緒に一流を目指しましょう!
触り方については、次回記事にさせていただければと思います。
では、またお会いしましょう!